筋トレの強い味方、プロテインの飲み方や噂について解説

ボディメイク

筋トレをする人にとっては「プロテイン」という言葉は当たり前に語られるキーワードであり、最近ではプロテイン関連の商品が続々と販売されています。

 

かつてはスポーツ店の1角にひっそりと販売されていたプロテインですが、今ではバータイプやパックを開ければすぐ飲めるようなプロテイン商品が陳列されており、筋トレをガチで行う人だけでなくダイエット志向の人から女性まで幅広い層から支持されるに至りました。

そこで今回は、改めてプロテインとは何なのかについて解説した上で、正しい飲み方や誤解されていることについて解説していきます。

プロテインとは何者なのか

プロテインとは「たんぱく質」を英語で表記したものです。

 

たんぱく質は乳製品や肉・魚・卵などに含まれる動物性たんぱく質と、豆類などから摂取できる植物性たんぱく質に分類されます。

たんぱく質は筋肉を作る栄養素であり、20種類のアミノ酸により構成されています。

どれだけ筋トレなどの運動を頑張ってもたんぱく質が不足していては一向に筋肉は成長してくれず、筋トレ(スポーツ)をするしないに関係なく、老若男女全ての人に必要な栄養素です。

極論を言ってしまえば焼き肉で食べる肉もプロテインであり、寿司屋で食べる寿司ネタもプロテインです。

 

しかし以下では、サプリメントの形で摂取されるたんぱく質をプロテインと考えて解説していきます。

プロテインの形態

プロテインを考えるとき最も最初に思い浮かぶのがシェイカーを振って作るタイプのものだと思います。

 

パウダータイプのプロテインは最も一般的な形態であり、水や牛乳を入れたシェイカーにプロテインパウダーを投入し、シェイクすることで完成します。

その他、既に完成していてフタやパッケージを空けるだけで飲むことのできるプロテインもあります。

コンビニで販売されているプロテインドリンクは牛乳パックのようなタイプで、買ってすぐに飲むことができる点で便利です(1杯あたりの価格はパウダータイプより割高です)。

 

またプロテインウォーターと呼ばれるものもあり、牛乳感の無いジュースのような形態のプロテインもあります。

 

 

プロテインバーも人気を誇ります。

プロテインバーはお菓子のような形でチョコレートでコーティングされているスナック菓子のようなもので、本当にこれでたんぱく質が摂れるのか?と疑いたくなってしまうほど美味しいものが販売されています。

こちらもパウダータイプと比べると1食あたりの価格が高めですが、出先で気軽にたんぱく質摂取できるという意味では非常におすすめです。

プロテインの種類

上記でも少し解説しましたが、プロテインには動物性のものと植物性のものがあります。

ホエイプロテインカゼインプロテインと呼ばれるものが動物性、ソイプロテインや最近少しずつ見かけるようになったえんどう豆プロテイン(ピープロテイン)も植物性プロテインに当たります。

 

海外では食用のコオロギを粉末化したプロテインもあり、こちらも一応動物性たんぱく質に分類されます。

卵白を原料としたエッグプロテインや牛肉原料のビーフプロテインというものもあります。

プロテインでお腹を壊す?

プロテインは薬ではなく「健康食品」に分類されるので、飲むことで重篤な副作用が出るということはありません。

 

しかし、乳製品でお腹を壊してしまう人の場合、ホエイプロテインなどの牛乳現原料のプロテインを飲むことでお腹をこわす可能性があります。

これは牛乳に含まれる乳糖と呼ばれる成分が原因であり、乳糖不耐症と呼ばれる乳糖をうまく分解できない体質の人の場合は腹痛や下痢を引き起こす原因になる可能性もあります。

 

そうした方には植物性プロテインもしくは、ホエイプロテインの中でも乳糖を可能な限り排除したWPI(ホエイプロテインアイソレート)と呼ばれるタイプのプロテインを飲むことをおすすめします。

プロテインに関する誤解

プロテインは健康食品であると解説しましたが、未だに「筋肉増強剤」と勘違いして敬遠される方がいます。

また、「プロテインを飲むと背が伸びなくなる」という噂もあったりしますが、こちらも根も葉もない噂であり、むしろ成長期のお子様がプロテインを摂取することで全体的な身体の成長にとってはメリットとなります。

たんぱく質は糖質・脂質と並んで三大栄養素と呼ばれる欠かせない栄養素であり、筋肉の成長のためには欠かせないものです。

 

 

更によく言われる話として、「プロテインの飲み過ぎは内蔵にダメージを与える」というものがあります。

これに関しては間違いではありませんが、あくまでも過剰摂取した場合の話です。

たんぱく質に限らず、どんな栄養素でも摂取のしすぎにより身体に異変を引き起こします。

 

 

ちなみにたんぱく質の推奨摂取量は基本的には体重1kgあたり1g、筋肉を大きくしたいのであれば1kgあたり1.5〜2gの摂取が推奨されます。

この範囲内であれば身体に害を及ぼす心配はほぼありません。

まとめ

プロテインについて解説してきました。

人間が健康に過ごすためにはたんぱく質は欠かせない栄養素であり、日本人はたんぱく質の摂取量が少ないと言われています。

食事でたんぱく質をしっかり摂取できる人は無理に摂取することは無いですが、筋肉を大きくしたいという人余計なカロリーを摂取せずにたんぱく質摂取したいという方にはプロテインは非常におすすめです。

タイトルとURLをコピーしました