筋トレをダイエットに取り入れる人が増えてきており、ジムや自宅で日々筋トレに励むという人を多く目にするようになりました。
筋トレを行うことでテンションが上がり、肉体面の成長だけでなくメンタル面の向上も見られるようになりますが、皆さんは筋トレをいつ行っているでしょうか。
仕事や学校に行く人にとっては空いた時間に筋トレを行うことになりますが、
実際にどのような時間帯に筋トレを行うのがいいのでしょうか?
今回は筋トレをする時間帯について考えていきます。
筋トレの時間帯について
いつでも筋トレできる時代
筋トレブームに伴い、トレーニングジムの件数もかなり増えて来ました。
そして、最近では特に24時間営業のジムも増加傾向にあり、いつでも好きな時間にトレーニングを行うことができるようになっています。
人によっては仕事に行く前に、またある人は仕事が終わってからというような感じで、自分にとってベストなタイミングでジムに行けるようになっています。
極端な例で言えば、深夜にトレーニングを行うという人もおり、ライフスタイルに合わせた形でジムを利用できる時代といえます。
生活リズムに応じた時間帯に鍛えるのがベスト
いつでも好きな時間に筋トレを行えるようになっていますが、ではどの時間帯に筋トレを行うのがいいのでしょうか?
これに関しては○時に行うのが良いということはなく、ご自身の生活リズムに応じて行うのが良いでしょう。
筋トレを行うことにより交感神経が優位になります。
交感神経とは、身体にエンジンをかける神経であり、テンションを高め闘争本能を呼び覚ましてくれます。
ということは、筋トレを行うのはこれからテンションを上げたいというような時に行うのが良いと言えます。
社会人の方で言えば仕事前に行うことにより、高いテンションで仕事に向かうことができるということです。
会社員の人であれば朝のタイミングが良いでしょうし、不規則な時間帯で夜から仕事があるという人は夕方〜夜のタイミングが良いということになります。
テンションを上げるという意味では、デートの前に行うのもおすすめです。
リラックス前に行うのはNG
筋トレを行うことにより交感神経優位となり、身体が一種の興奮状態となります。
これはトレーニング後の活動を活発にする効果が期待できるので、仕事や勉強、遊びなどでのテンションを上げることができます。
これは大きなメリットといえますが、逆に言えばこれからリラックスしようという時に筋トレをしてしまうと、興奮状態が解かれないままの状態になり、思うようにリラックスできません。
特に就寝前にはリラックス状態を作ることが望ましく、興奮状態でベッドに入ってもうまく眠りにつくことができません。
睡眠がうまく取れないと身体が回復せず、筋肉の成長を妨げるだけでなく、翌日寝不足になり生活のリズムが乱れてしまいます。
ですので、就寝直前のトレーニングはおすすめできず、遅くとも就寝の2時間前にはトレーニングを終えておく必要があります。
なるべく同じ時間帯に行うのがベスト
就寝直前にトレーニングを行うこと無く、これからテンションを上げたいというタイミングでトレーニングを行うのがベストですが、自分にとって最適なタイミングを見つけたら、なるべくその時間帯でのトレーニングを継続しましょう。
トレーニングが習慣化されている人にとっては、トレーニングの時間帯がバラバラになると他の活動にもばらつきが出てしまい、日によって睡眠の質が変わったりしてしまうなど、身体のバランスが崩れてしまいます。
毎日同じタイミングで行うというのは、最初のうちは少し難しく感じるかもしれません。
しかし、何事も習慣化させてしまえば人間はそれに順応していくものであり、習慣が崩れると違和感を感じるようになります。
筋トレ自体は健康増進のためにおこなうものなので、是非習慣化してほしいと思いますし、筋トレが当たり前になってくれば急な飲み会に誘われても誘惑を感じること無く断れる様になります。
もちろん、どうしても断れない用事や仕事もあると思いますが、土日であってもなるべく同じ時間帯にトレーニングを行うということをおすすめします。
まとめ
以上、トレーニングの時間帯について解説してきました。
自分にとって最適なタイミングで行うことで生活のリズムをより良くすることができ、心身ともにベストなコンディションをつくことができます。
今回の内容を参考にして、自分の中で「この時間帯!」というものを見つけていきましょう。