AGA治療は怪しいと思ったら始めた方がいい。と聞いた事があるやもしれません。
確かに、AGA治療は早く始めた方が良いのですが、AGA治療にはデメリットがある点についてきちんと理解しておくべきです。
それでは、AGA治療の治療にはどういったリスクがあるのでしょうか。
AGA治療のデメリットについて詳しく解説しましょう。
AGA治療にはお金がかかる
AGA治療には保険が適用されないため、治療費は全額自分で支払う必要があります。
そのため、AGA治療を続けるためにはどうしてもお金がかかることに注意しましょう。
短期間で治療を成功させることは難しく、長期的に治療薬を服用することが求められます。
その間、毎月のように治療費が発生していくため、ある程度経済的に余裕のある人でないとAGA治療を続けられません。
また、AGA治療の治療費は自由診療であり病院やクリニックが自由に決めることができる点も注意してください。
それぞれかなり異なる診療費が設定されていることが多いのです。
治療費の安さというのもクリニック選びには重要ですが、実際にカウンセリングで説明を受けて、信頼できる病院やクリニックを選ぶことが大切です。
AGA治療には、どうしてもある程度の費用がかかることを前提に考えましょう。
AGA治療の薬で副作用が生じることがある
AGA治療の基本は薬を用いることです。
しかし、AGA治療薬には副作用が生じる可能性があるため注意しましょう。
基本的にどんな薬にも副作用は生じるため、この点はAGA治療に限らずあらゆる治療における注意点といえます。
AGA治療による副作用にはさまざまな症状が報告されています。主なものは下記の通りです。
・頭痛
・かゆみやかぶれ
・勃起不全
・性欲減退
比較的軽い症状から重い症状まであります。
場合によっては男性機能にまで影響を及ぼすこともあるのです。
ただし、AGA治療で副作用が生じるのは、割合としては1~2%程度です。
ですので、過剰に心配しすぎる必要はないでしょう。
ただし、絶対に安全な治療というわけではないため、油断をしすぎるのは禁物です。
ひょっとしたら副作用が起きるかもしれないことは頭の片隅においておくべきです。
効果には個人差がある
AGA治療をすれば絶対に髪の毛が生えてくるというわけではありません。
効果にはあくまでも個人差があるため、その点を踏まえたうえで治療を進める必要があります。
いきなり効果が出るという治療ではなく、目に見えてわかるほどの効果が出るまでにはかなりの期間がかかるケースもあるのです。
最低でも数ヶ月は続けてみて、効果が出るかどうか見守る必要があります。
お金をかけて治療を続けていても、なかなか効果が出ないと精神的につらいものです。
そのため、AGA治療を続けていて途中で挫折してしまう人も少なくありません。
効果に個人差があるのはデメリットといえるでしょう。
AGA治療を専門的に扱う医療機関は少ない
AGA治療はメディアで話題になりネットでも記事がたくさんあるのですが、実際にクリニックでAGA治療を行っているところは数が少ないです。
それでも都市部であれば、近場でAGA治療を受けられる人はたくさんいます。
しかし、地方などで暮らしている場合は、AGA治療を行っている医療機関を探すだけでも苦労することが多いです。
住んでいる地域によっては、AGA治療を受けるのに余計な交通費や時間がかかってしまうのはデメリットといえます。
治療が遅いと効果があまり出ない
AGA治療の治療は早めに始めることが大切です。
すでにかなり症状が進行している段階で治療を始めたとしても、あまり大きな効果は望めません。
理想は目に見えるような症状が出ていない段階で治療を行うことです。
しかし、多くのケースでは目で見てかなり薄毛や抜け毛が進行した時点で治療を始めるため手遅れという点が多いです。
このことはAGA治療のデメリットといえるでしょう。
まとめ
AGA治療のデメリットについてまとめました。
お金がかかる、副作用が出るかもしれない、効果に個人差があるといった点がデメリットといえます。
こういったデメリットがあることを理解した上で、AGA治療を受けるかどうか決めましょう。