アンチエイジングとは「アンチ」と「エイジング」という英語を組み合わせた用語です。
「アンチ」は反抗や反対するという意味で「エイジング」とは加齢や老化という意味になります。
すなわち、アンチエイジングとは、加齢は自然なことなので逆らうことはできないものの、少しでも抑えることで今の若さを維持していこうとする取り組みです。
日本語として表現すると【抗老化】という言葉が適していますね。
このアンチエイジングという分野は、日々研究が進められており、肌や髪の状態を若々しく維持するために最新の科学が取り入れられています。
今回は、いま話題になっているフラーレンという美容成分について見ていきたいと思います。
フラーレンとは
フラーレンが発見されたのは1985年であるとの発表ですが、元々はカレリア共和国で発見されていたものと言われています。
では、なぜ今、フラーレンが話題になっているのでしょう。
それは、フラーレンがアンチエイジング力にとても優れているからです。
ここからはどのような効果が期待されるのかを見ていきましょう。
肌に対する効果
フラーレンはビタミンCの250倍以上の抗酸化効果がみられます。
最近では1年中紫外線対策が必要と言われていますが、男性の場合は、女性にように徹底して防ぐことは難しいかもしれません。
しかし、その紫外線は老化の原因になってしまいます。
また、乾燥も肌には大敵でしょう。
フラーレンを取り入れることで、紫外線によって発生する活性酸素の除去効果があり、シミやシワ、ニキビの予防効果が期待できると言われています。
また、保湿力もある為、肌の水分の量をアップすることにも期待できます。
髪に対する効果
フラーレンはヘアケア・スカルプケアとして使用することで頭皮の健康にも期待されています。
老化が進むのは肌だけでなく、髪も同じです。
年齢とともに、以前よりも髪が抜けやすい、ハリがなくなった、潤いがなくパサパサしているなどの悩みがでてきますよね。
肌同様、生き生きした髪はとても若々しく見えます。
フラーレンが入っている製品をケアケアに取り入れることで、頭皮の健康状態を保つことが期待されています。
フラーレンのメリット・デメリット
フラーレンを取り入れる時に注意してほしい点をメリット・デメリット別に挙げていきます。
メリット
ビタミンCとの相性が良いので両方が配合されている製品を使うことで、より効果が期待できます。
また、原液を使用することも可能です。
原液の場合は、普段使用している化粧品に混ぜるだけなので簡単に取り入れることができます。
また、1本約3000円程度と安価である点も取り入れやすいポイントでしょう。
フラーレンは、日焼け止めにも取り入れると効果が高いと言われています。
日焼け止めであれば1本で簡単にケアできるので特におすすめです。
デメリット
デメリットは原液を使用する時に気をつけてほしいことになります。
原液は濃度が非常に濃いです。
たくさん使用すれば効果も高くなるかというとそうではありませんので注意が必要です。
1%以上で十分と言われていますので、容量はしっかりと守って使用してくださいね。
アンチエイジングで話題の美容成分フラーレンのまとめ
フラーレンは、上記の効果が期待され、アンチエイジングへの取り組みには欠かせない存在でしょう。
持続性の高さにも優れているので、フラーレンを正しく使用することで若々しさを維持できる効果が期待できます。
また、どの化粧品にも共通する点ですが、肌には摩擦が大敵です。
肌へのトラブルや効果が弱まってしまうのでスキンケアの時は強い力で擦らないということに気をつけて使用してください。