将来、自分がAGAになるかもしれないと不安を感じている男性は多いかと思います。
AGAになる年齢が分かっていれば将来の対策も立てやすくなるかもしれませんよね。
それでは、一体何歳頃からAGAになるのでしょうか。
ですので、今回は、AGAのはじまる年齢について詳しく解説します。
AGAの症状が出てくる年齢は個人差が大きい
AGAとは男性型脱毛症のことであり、男性ホルモンが直接の原因となって脱毛が引き起こされるというものです。
多くの男性が発症する可能性があり、早い場合には10歳代での発症が見られます。
また、遅くても50歳代や60歳代で発症することが多いです。
そのため、AGAの症状が出てくる年齢というのは個人差があります。
一概に何歳からAGAになると決めることはできないのです。
AGAの症状は、まず前頭部や頭頂部の髪の毛が細く短くなっていき、続いて生え際がどんどん後退して頭頂部にいたるまで薄くなるというものです。
最終的には前頭部から頭頂部にかけての髪の毛がすべてなくなってしまう人もいます。
日本人でAGAが発症している人は1,000万人以上いて、そのうち半数以上は何らかの治療やケアをしています。
若い頃からAGAの治療に努めている人もいるのです。
一般的には30代から40代にかけてAGAの症状が出てくる
さまざまなアンケート調査によると男性は40歳前後の頃に薄毛の悩みが出てくるという回答が多いです。
ただし、これは薄毛を自覚した年齢であり、実際にはその数年前から徐々にAGAの症状が進行していたはずです。
そのため、AGAがはじまる年齢としては30代以降が特に多いといえるでしょう。
AGAの治療は何歳からでも始められる
AGAの治療は基本的に何歳からでも始めることができます。
ただし、医療機関で処方される治療薬は男性ホルモンを抑制する作用があり、それは未成年者にはおすすめできません。
そのため、実際に治療ができるのは大人になってからです。
20代でも若ハゲになってしまいAGAに悩まされている男性はたくさんいるため、そういう男性はAGAの治療を受けています。
AGAの症状が進むと手遅れになる
AGAの症状は進行性である点が大きな特徴です。
進行度に応じて症状が異なり、徐々に髪の毛が薄くなっていきます。
初期の状態では見た目に大きな問題がなく、その段階であれば治療薬を服用するだけでも大きな効果を期待できるでしょう。
ある程度進行すると自分でも症状を自覚できるようになり、この段階からヘアケアに取り組んだり、クリニックで専門的な治療を受けたりします。
かなり進行すると完全に薄毛になってしまい、そうなると十分な効果を期待できなくなるのです。
そのため、早期にAGAの症状を発見して治療に取り組むことが大切です。
AGAの発症年齢を遅らせる方法
AGAが何歳ごろに発症するのか正確に予測することはできません。
また、どうしてAGAが若い人でも発症するのかはっきりとした原因は特定されていないのが現状です。
それでも、AGAになりやすい要因としてさまざまな要素が考えられています。
その中でも生活習慣については、自分で見直すことができるため、早めに改善するとよいでしょう。
AGAを引き起こす可能性のある悪い生活習慣として下記のようなものがあります。
・睡眠不足
・過度の飲酒や喫煙
・食生活の乱れ
・心身のストレス
・カラーリングやパーマなどによる髪や頭皮へのダメージ
上記のような要因が積み重なってしまうと頭皮の環境が悪くなってしまい、最終的にはAGAの症状を進めてしまう原因となります。
そのため、自分の普段の生活習慣を見直して、悪い部分については早めに改善するとよいでしょう。
10代や20代の頃から髪の毛や頭皮に良い生活を心がけることによって、AGAの発症年齢を遅らせることができるかもしれません。
まとめ
AGAのはじまる年齢について解説しました。
10歳代で発症する人もいれば60歳代で発症する人もいるのがAGAです。
多くの人は40歳前後で薄毛を自覚するようになります。
早めに治療をすれば、改善できる可能性が高いです。
普段の生活習慣を整えて、頭髪についての意識を高めて、何かあればすぐに専門家に診てもらうと良いでしょう。