髭脱毛に興味があるけれど、どうすればいいのかわからない!
という方でも大丈夫。
髭脱毛をはじめる前に、押さえておくべき基礎知識を紹介していきます。
記事を読めば分かる内容
・必要な回数と時間
・デメリット・痛み・副作用
・髭脱毛の相場
・髭脱毛の施設の選び方
髭脱毛の方法は3種類
脱毛と言うと幅広く、カミソリ、毛抜き、脱毛クリーム、ブラジリアンワックスなども該当するのですが、効果が長期間続くものは以下の3つのみとなります。
レーザー光で毛根周囲に熱を伝える脱毛方法
強い光で毛根周囲に熱を伝える脱毛方法
ひとつひとつ毛穴に針を刺し電気を流す脱毛方法
レーザー脱毛 | フラッシュ脱毛 | ニードル脱毛 | |
効果 | ◎ | ○ (エステは△) |
◎ (エステは△) |
料金 | ○ | ○ | × |
痛み | 中 | 小 | 大 |
メリット | 効果が高い コスパがいい 施術時間が短い |
痛みが少ない 赤みがすぐ引く 施術時間が短い |
効果が高い 白髪の脱毛も可能 狙ったデザインで脱毛できる |
デメリット | 痛みがある | 効果はレーザーに劣る 回数が必要 |
料金が高い 痛みが大きい 痕が残りやすい 施術時間が長い |
取り扱い | 医療機関のみ | 医療機関 エステサロン |
医療機関 エステサロン |
沢山あってどれを選べばいいか分からない。
と思うかもしれませんが、男性の髭脱毛はレーザー脱毛を選べば間違いありません。
男性の髭は体毛の中で最も濃く、脱毛が難しい箇所になっています。
肌質によってはフラッシュ脱毛でしか脱毛できないといったケースもありますが、多くの方は効果の強いレーザー脱毛を選んだ方が無難です。
ニードル脱毛はレーザー脱毛が誕生する前の旧式の脱毛方法です。
白髪を脱毛できるなど唯一無二のメリットがあるので今でもおこなわれてはいますが、痛み、料金、施術時間がかかり効果もレーザー脱毛とさほど変わりません。(両方試した僕の経験ではレーザー脱毛の方が効果がありました。)
レーザー脱毛後に残ってしまった白髪など、あくまで仕上げで使う脱毛方法ですね。
男性の髭脱毛は回数・時間がかかる
「脱毛は5~6回でできる。」といった宣伝を見かけますが、男性の髭脱毛に関してはその限りではありません。
髭は根が深く、再生力も強いため、繰り返し根気よくレーザーを照射する必要があります。
メンズ脱毛大手のゴリラクリニックではヒゲの完全脱毛の平均回数は15回と公表しています。
久本皮ふ科医院などもそうですが、完全脱毛には20回必要と公言している病院も多いですね。
僕や知人のケースでも、完全脱毛するまで20回ほどかかりました。
ただ、20回といっても、15回目以降くらいには髭の総量も減って1回あたりの脱毛効率が落ます。
どこまで完璧を求めるかによって、脱毛回数は大きく変わると言えますね。
青髭を解消 10回以上
完全脱毛 15回以上
くらいを回数の目安の参考にされるとよろしいかと思います。
また、髭脱毛は毛の成長のサイクルや、皮膚へのダメージから、ほとんどのクリニックでは1ヶ月以上間隔をあけ施術をおこないます。
1ヶ月おきに施術をすると、完全脱毛の目安である15回で1年3ヶ月の計算になります。
実際は、少しずつ施術間隔をあけていきますので、1年半以上は期間がかかると思っておいた方がいいでしょう。
フラッシュ脱毛の場合でも、それ以上の回数・期間がかかりますし、
ニードル脱毛も、肌のダメージが大きい、ひとつひとつ毛穴を処理するため一度に脱毛できる量に限界があるといった要因からレーザー脱毛より回数・期間が必要になります。
・髭の医療レーザー脱毛の平均回数は15回
・レーザー脱毛でも完全脱毛は1年半はかかる
髭脱毛の痛み
髭のレーザー脱毛は非常に痛いです。
よく、「輪ゴムで弾いたような痛み。」と形容されますが、実際に似た痛みを感じます。
輪ゴムを最大限に引っ張って鼻下を弾けば模擬体験ができますよ。w
と言っても、脱毛が進むとレーザーが反応する毛が少なくなりますので痛みも減ります。
クリニックであれば、2000円から3000円で麻酔の利用もできますので、はじめのうちは麻酔を利用するのも手ですね。
心配な方は、カウンセリング時にテスト照射ができるクリニックもあるので相談してみると良いかと思います。
ニードル脱毛も針を刺し電気を流すためか、比較にならない痛みをともないます。
ビリビリとした痛みと、ジンジン響く痛みが同時にくる感じですね。
ニードル脱毛は回数を重ねると痛みが減るという事は無く、麻酔必須と思っておいた方がいいです。
・病院であれば麻酔の使用も可能
髭脱毛のリスク
痛み以外にも、脱毛前に把握しておくべきリスクもありますので解説いたします。
・赤み、腫れ
レーザー脱毛は施術後に赤く腫れます。
通常なら半日程度で治りますが、施術当日にはマスクが必須です。
最近では、痛みや赤みの少ない脱毛機も登場しています。
ニードル脱毛の場合は、赤みが数週間残ることもあります。
毛嚢炎(もうのうえん)
よくおこる症状で、脱毛で傷ついた毛穴に細菌が入り込み、小さい白ニキビのようなものが出来ます。
通常のニキビより早く治るので放っておいても構いません。
ゴリラクリニックなど、出来ることを見越して軟膏を処方してくれるところもあります。
・増毛化、硬毛化
ごくまれにレーザーで脱毛できなかった毛が、強くたくましく濃くなってしまう事があります。
この硬毛化・増毛化が起きた場合には、脱毛機種の変更などで対処可能です。
基本的に、背中や二の腕などの産毛におきる症状ですので、ヒゲ脱毛で心配はいりませんが、メンズリゼなど、この硬毛化がおこった場合に保障してくれる病院もあります。
吹き出物が出来る事がある
レーザー脱毛はごく稀に毛が濃くなる人もいる
髭脱毛にかかる費用
髭脱毛は自由診療のため料金にはばらつきがあります。
また、目指す脱毛具合やヒゲの生えている範囲によっても料金は大きく変化します。
個人医院ですと、髭全体で1回あたり1万~3万が多いですね。
基本的に、顧客が多く薄利多売が出来る大手クリニックを選べば料金を抑える事ができます。
僕は、髭の範囲が狭かったので6万ほどで脱毛できましたが、髭の範囲の広い方が完全にツルツルを目指すのであれば10万円~はかかるとみておいた方がいいでしょう。
完全脱毛にかかる費用は10万円が目安
大手クリニックは平均相場より安い
髭脱毛の施設の選び方
髭脱毛の施設選びで重要なポイントは3つあります。
通いやすい病院に通う
髭脱毛は前述したとおり回数がかかります。
通院に時間がかかったり、休診日が自身の都合と合わない病院を選んでしまうと後々大変です。
病院を選ぶ前には、アクセスと診療時間の確認は怠らないようにしましょう。
料金が安いところを選ぶ
髭脱毛は自由診療のため、料金の差ほど効果の差がありません。
髭脱毛は回数がかかりますので、なるべく1回あたりの料金が安いクリニックを選びましょう。
エステサロン(脱毛サロン)を選ばない
1番大事なポイントです。
脱毛は医療行為であり、法律により医療機関でなければおこなうことができません。
そのため、エステサロンは出力を抑えで施術をせざるを得ません。
火傷などのトラブルを起こすと、営業停止にされてしまう事例が今まで何件もおきているのです。
頑固な髭の場合は、出力を抑えたエステサロンではいつまで経っても脱毛は完了しません。
エステサロンでも脱毛できるといった宣伝・広告をよく見かけますが、そもそも法律違反ですので利用をしないようにしましょう。
・安い病院を選ぶ
・エステサロンを選ばない
髭脱毛まとめ
・髭にはレーザー脱毛が最適
・回数は青髭を無くすには10回、ツルツルは15回以上を目安に
・髭脱毛は痛い。短時間の辛抱
・腫れや吹き出物などのリスクもある
・料金目安は完全脱毛で10万円~
・エステサロンは選ばない
・通いやすく安い病院を選ぶ
髭脱毛をはじめる前に抑えるべきポイントを紹介しました。
髭脱毛は費用はかかるものの、髭剃りによる肌トラブルもなくなり日常生活が非常に快適になります。
上のポイントを把握していれば失敗することも少ないでしょう。
髭脱毛を考えている方の参考になれば幸いです。