トレーニングチューブを使った筋トレメニューを解説

ボディメイク

筋トレを行うにあたっては、器具を使用して行うことでより筋肉に効果的に刺激を与えることができます。

最近では自宅トレーニングを行う人も増えてきましたが、自宅トレーニングでも使える器具は多く、その代表例としてトレーニングチューブがあります。

 

ダンベルと比べても家具や床などへのダメージを与えることなく、しかもトレーニングのバリエーションも豊富なので初心者からそれ以上のレベルの人まで、使いこなせばかなり高いトレーニング効果を得ることのできるトレーニングチューブについて、今回は解説していきます。

トレーニングチューブを使った筋トレメニュー

トレーニングチューブはスポーツショップやアマゾン、楽天などで購入することができ、品質の高いものであれば強度別に何本かをセットで購入することができます。

以下では、トレーニングチューブを使ってできる筋トレメニューを紹介していきます。

チューブアームカール

アームカールは上腕二頭筋(力こぶ)を鍛えることのできるトレーニングです。

ダンベルやバーを使って行うのが一般的ですが、トレーニングチューブを使って行うことで最初から最後まで上腕二頭筋に刺激を逃がすこと無く与えることができるので、しっかりと鍛えることが可能です。

 

やり方は、チューブの中心を足で踏んで左右のチューブの長さが均等になるようにして持ち、そこから腕を曲げていきます。

腕を曲げたときに少し手首を外旋(外側にひねる)することで上腕二頭筋に収縮を与えることができ、効果的です。

元の位置に戻すときにも上腕二頭筋に緊張を保ったまま戻しましょう。

チューブサイドレイズ

サイドレイズは肩の筋肉である三角筋の側部を鍛えることのできる種目です。

 

こちらもダンベルではなくトレーニングチューブで行うことで刺激を三角筋に与え続けることができます。

やり方はアームカールと同様にチューブの真ん中を足で踏み、左右の長さが対照になるようにします。

手のひらを外側に向けて腰のあたりに置きます。

その状態から手を平行にあげていきます。

チューブショルダープレス

ショルダープレスも肩のトレーニングで、三角筋の前部と側部をバランスよく鍛えることができる種目です。

 

トレーニングチューブがあれば立った状態でも座った状態でも行うことができますが、ここでは立って行う方法を解説します。

 

まず、トレーニングチューブの真ん中を足でふみ、両手でチューブを持ちます。

肘の角度が90どくらいになったところをスタートポジションとします。

背筋をまっすぐにした状態で手を真上にあげていきます。

 

 

腕をあげた際、肘が完全に伸び切る前で止めて、スタートポジションに戻します。

手をあげたときに、小指が若干上に向くような形で行うことで三角筋への刺激を強めることができます。

元の位置に戻す時はなるべくゆっくり戻していき、三角筋の緊張が抜けないようにしましょう。

チューブチェストフライ

チェストフライは大胸筋を鍛えるトレーニングであり、厚い胸板を作るのには欠かせない種目です。

トレーニングチューブを使えばこのチェストフライも行うことができます。

 

やり方は、まずチューブをドアノブなどにくくりつけ、左右の長さが均等になるようにします。

チューブが身体の後ろにくるようにして持ち、腕を開いた状態にします。

そこから胸を寄せるようにしながら腕を閉じていきます。

 

 

この時しっかり大胸筋が収縮しているかどうかを確認しましょう。

トレーニングチューブによっては、ドアに挟んで使用することができるものもあるのでおすすめです。

チューブスクワット

トレーニングチューブを使えば下半身のトレーニングであるスクワットを行うこともできます。

 

やり方としては、まずチューブの中心部分を踏みます。

この時、足幅は肩幅くらいまで開き、つま先が少し外を向くようにしましょう。

左右の手でチューブを持ち、肘を曲げた状態で腕をあげます。

その状態で腰を落としていきます。

 

背筋はまっすぐ伸ばした状態にして目線はまっすぐ向くようにしましょう。

腕を下ろしてしまうと負荷が逃げてしまうので、姿勢を維持した状態で行うことを心がけましょう。

チューブローイング

ローイングは背中の筋肉である広背筋を鍛えるトレーニング種目です。

トレーニングチューブを使って簡単に行うことができるローイングは、以下の通りです。

 

まずチューブの真ん中を足で踏みます。

この時足幅は肩幅より少し狭めにしておきます。

その状態で背筋を伸ばしたまま前傾します。

 

前傾したらチューブを引きます。

意識としては、限界まで引ききるというイメージを持って行うことで広背筋に刺激を与えることができます。

まとめ

トレーニングチューブを使った筋トレメニューを紹介してきました。

トレーニングチューブが一つあれば全身の筋肉を鍛えることができ、強度も調節できるのでかなり本格的なトレーニングを行うことも可能です。

自宅でのトレーニングの質をあげてくれるトレーニングチューブを活用し、かっこいい身体を手に入れましょう!

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