AGAは早期発見して治療に取り組むことが大切です。
そのためにはAGAの症状が出ているかどうか確認する必要があります。
そこで、セルフチェックをすることが重要となるのです。
このページではAGAのセルフチェックをする方法について解説しましょう。
AGAのセルフチェックをするための項目
以下に取り上げる項目のうち当てはまるものがたくさんある場合は、AGAの症状が進んでいる可能性が高いです。
親族に薄毛の人がいるかどうか
AGAは遺伝的な原因が関係しているとされています。
そのため、親族に薄毛の人がいるかどうか調べることは大切です。
特に母方の祖父の影響が強いとされています。
ただし、親族に薄毛の人がいても、絶対にAGAになるというわけではありません。
しかし、薄毛の親族がいると自分も薄毛になるリスクが高いと考えられるため、セルフチェックの際には見逃せない点です。
5αリダクターゼの活性度は遺伝によって受け継がれるとされていて、薄毛の人がいるかどうかで確認できます。
髪の毛のコシがなくなり、細くて短い髪の毛が増えた
AGAになると急に髪の毛が抜けるわけではありません。
まずは髪の毛のコシがなくなります。
そして、細くて短い髪の毛が増えてきます。
その後で実際に抜け毛が増えるようになるのです。
したがって、髪の毛のコシや細くて短い髪の毛の数に注目することが大切です。
上記の条件に当てはまる人は、ひょっとしたらAGAが進行しているかもしれません。
ヘアサイクルに異常が生じていて、きちんと髪の毛が成長しなくなっているのです。
抜け毛が増えた
細くて短い髪の毛が増えるとやがて髪の毛が抜けるようになります。
寝て起きたときに枕をチェックして明らかに抜け毛が増えているのであれば、AGAが進行している可能性が高いです。
シャワーのときなど抜け毛が多くなった気がする方は要注意です。
円形脱毛症などで抜けている可能性もあるのですが、AGAの症状が進行して抜け毛が増えている可能性も高いです。
額の生え際が後退している
AGAになると特に頭頂部と前頭部の薄毛が進行しやすいことがわかっています。
額の生え際はいつも鏡で見ている部分のため変化に気がつきやすいでしょう。
明らかに以前よりも額の生え際が後退しているようであれば、薄毛が進行している可能性が高いです。
AGAの場合は少しずつ生え際が後退していくため、ちょっとした変化を見逃さないようにしましょう。
頭頂部が薄くて地肌が見えるようになっている
AGAによって頭頂部が薄くなるケースがあります。
つむじの部分が薄くなり地肌が透けて見えるようになっているならば、AGAが進行しています。
なんとなく薄くなっている程度でも、すでに症状が進んでいる可能性があるため注意しましょう。
生活習慣が乱れている
生活習慣が乱れていると体にさまざまな影響が出ます。
当然、頭皮や髪の毛にも悪い影響を与えてしまい、AGAの症状を進行させる要因にもなります。
生活習慣が乱れている人は、AGAも進行している可能性が高いと考えましょう。
タバコを吸う
タバコを吸っている人はそうでない人と比較してAGAが進行しやすいことがわかっています。
タバコに含まれているニコチンは動脈を収縮させて血流を悪くする作用があります。
その結果、頭皮の血流が悪くなって、髪の毛が生えにくくなってしまうのです。
最終的には医師に判断してもらう
以上で紹介したセルフチェックで多くの項目に当てはまっている人はAGAになっている可能性があります。
ただし、これはあくまでもセルフチェックであり、本当のところは医師に診断してもらわないとわかりません。
気になるならば、医師に頭皮の状態をチェックしてもらい、実際にAGAが進行しているかどうか判断してもらいましょう。
まとめ
AGAのセルフチェック方法についてまとめました。
こちらで紹介した項目に注目して、自分がAGAになっているかどうか判断してみましょう。
不安な人はクリニックで専門家に診断してもらうことをおすすめします。