鼻の毛穴の黒ずみや角栓の詰まりが気になる。
このような悩みを持つ人は多いです。
筆者もその一人でした。
ですが、毛穴の詰まりを無理に取る事は、毛穴を傷つけ乾燥を招き、毛穴の開きを酷くしてしまうと言いますよね。
これは、最近言われ出したことではなく、毛穴パックが流行った20年以上前から言われていたことでした。
そのため、筆者も毛穴パックを使うのは控えていました。
それでもイチゴ鼻は嫌なもの。
毛穴パックのガムテープのような粘着力ではがさなければいいのではないかと考え毛穴吸引器に手を出したのです。
ですが、半年使って毛穴は逆に広がるという結果となりました。
今回は、半年間毛穴吸引器を使って感じたデメリット、解決方法のお話をしたいと思います。
デメリット1-角栓は思ったほど取れない
毛穴吸引機は、鼻に吸引器をあて、空気を吸いだすことで毛穴の汚れを吸いだす機械です。
ですが、毛穴の汚れは洗顔でもなかなか落ちないほど、肌に張り付いているものです。
空気の力で吸い出そうとしても、肌が持ち上がるだけで角栓は抜けません。
取れたとしても、毛穴から飛び出た部分が千切れて取れるだけ。
そして、とるためにはしつこく機械を押し当てる必要があり、肌を強く傷つけます。
これなら、指で押しだしたり毛穴パックを使った方がまだ取れます。
デメリット2-内出血が酷い
毛穴吸引機は、2~3秒吸引口を皮膚に押し当てて使いますが、3秒以内というルールを守っていても内出血がおこります。
正しく、説明書通り慎重におこなっても、顔のどこかしらうっ血してアザのようになってしまいます。
当然、肌には大きく負担がかかっていますし、アザを作っているのに角栓は思ったほどとれません。
デメリット3-脂性は治らない
また、肌が傷つくことにより、皮脂分泌が増えます。
筆者は、頻度に毛穴吸引をしていたので、黒い毛穴のつまりは減りましたが、肌は乾燥し傷ついていたため皮脂分泌が増したため常に鼻はテカテカです。
お昼頃には顔が油を塗ったようにテカテカとし、角栓もすぐにできてしまうと、いままでに以上に脂性肌になっていました。
デメリット4-毛穴が広がる
酸化した皮脂は、乾燥、肌を傷つけることは、毛穴の開きの原因ともなります。
吸引で角栓を抜き、ぽっかり空いた毛穴を収斂化粧水などで閉じればいいと考えていたのですが、収斂化粧水の効果は一時的なだけです。
毛穴は、いままで以上に加速して広がり、半年たつ頃にはイチゴ鼻が、柑橘類の表面みたいにボコボコになってしまいました。
そこで、これ以上続けるのは危険と気づきました。
間違った方法を半年も続けてしまい非常に後悔しました。
イチゴ鼻対策は保湿と優しい洗顔が大事
毛穴対策には、しっかりした保湿と、洗顔が大事です。
とは、イチゴ鼻に悩む人は聞き飽きていると思います。
筆者も、保湿してもニキビができるだけだったのですが、もう一度、洗顔から見直してみることに。
まず、きめ細かく洗顔料を泡立て、洗顔は擦りすぎないようにし、水温は32度。
シャワーなどで流さず、優しくすすぐようにしました。
化粧水をつける時もこすらないことを意識し、やさしく顔に馴染ませます。
べたつくのが嫌で、少ししかつけていなかった乳液もたっぷり塗るようにしました。
そのおかげか、皮脂分泌は以前より少なくなり、毛穴の黒ずみも前よりかは少なくなりました。
ただ、毛穴吸引機ですり鉢のように開いてしまった毛穴は治りませんでした。
どうしても解決しなければ医療を頼った方がいい
現在は、安全に毛穴の黒ずみをとる医療技術も登場しています。
自由診療ですが、2018年頃からは、ハイドラフェイシャルというピーリングも登場しました。
ハイドラフェイシャルとは、ピーリング薬剤の水流で毛穴を洗う黒ずみ解消方法です。
はじめに、皮脂を柔らかくする薬剤を塗布し、その後にピーリング薬剤の水流で毛穴を洗うので、毛穴吸引器のように肌に負担なく毛穴の中を掃除できます。
そして、ヒアルロン酸や、ペプチド配合の美容液のトリートメントで、しっかり保湿もして貰えます。
定期的にピーリングをおこなうと、黒ずみだけではなく毛穴の開きにも効果的です。
筆者も、受けていますが肌状態の改善にはかなりいいです。
男性専門クリニックでは、ゴリラクリニックがハイドラフェイシャルを受けることができます。
男女兼用クリニックでは、湘南美容クリニックにハイドロピーリングを受けることができます。
まずは、保湿と洗顔が大事ですが、どうしても改善しないという方は医療機関を検討してみると悩みのループから解放されますよ。