GAになると髪の毛が薄くなると知っている人は多いです。
それでは頭のどの部分がどのように薄くなるのか、具体的な症状を理解している人は少ないのではないでしょうか。
そこで、AGAになるとつむじがどうなってしまうのか解説します。
AGAの症状の出方は主に2種類ある
AGAで薄毛になってしまうときの症状の出方は主に2種類あります。
1つはいわゆるM字ハゲです。
剃り込みの部分が薄くなっていき、徐々に後退していくのが特徴です。
髪の毛をかきあげたときにM字になって見えます。
もう1つのパターンはO字型に禿げていくケースです。
これは頭頂部が薄くなっていくのが特徴です。
また、場合によってはこの2つのパターンが同時に進行することもあります。
AGAでつむじが薄くなることはある
AGAになると主に前頭部と頭頂部が薄くなっていきます。
そのため、つむじも当然薄くなってしまうのです。
もし、つむじの薄さを感じるようになったならば、AGAが進行しているかもしれません。
そのまま放置しておくと、AGAは進行性のため、つむじはさらに薄くなるでしょう。
他の部分も薄くなっていくと、最終的には薬で対処することが難しくなります。
つむじが薄くなっているかどうかの見分け方
洗面台でつむじの部分にライトを当ててみましょう。
それで地肌が透けて見えるようであれば、つむじの薄毛が進行していると判断できます。
また、頭頂部に細くて柔らかい毛がたくさん生えているようならば、つむじの薄毛の前兆と考えられます。
頭皮の色が赤い色味を帯びている場合も注意が必要です。
つむじは本来しっかりとうずができているものですが、そのうずが確認できず薄く見えている場合も注意しましょう。
つむじというのは自分で確認することが難しい部位です。
そのため、つむじの薄毛が進行しているのに、それに気がつかないというケースは少なくありません。
30代を超えたならば、定期的につむじをチェックしてみるとよいでしょう。
髪を切ってもらうときに、薄毛が進行しているかどうか確認してもらうこともできます。
つむじが薄くなるのはAGAだけが原因とは限らない
つむじが薄くなったからといって、必ずしもそれがAGAによるものとは限りません。
脱毛症はたくさんの種類があって、どのタイプの脱毛症でもつむじが薄くなることはあるからです。
見分け方としては、AGAではない脱毛症の場合は症状が急激に進行することが多いです。
一方、AGAの症状というのは比較的スピードが緩やかであり、徐々に抜け毛が増えていく傾向にあります。
そのため、つむじがある日突然薄くなったならばそれはAGA以外が原因であるかもしれないと考えておきましょう。
本当の原因が何なのかは、実際にクリニックで検査を受けて、医師の判断を受けることが大切です。
つむじが薄くなったときの治療法
まずは皮膚科やAGAの専門クリニックを利用して検査を受けます。
そこで、つむじが薄くなった原因を特定してもらいます。
もし、AGAが原因であると診断されたならば、AGA治療を進めることになります。
AGA治療の方法は主に薬物療法です。
AGAを引き起こす原因物質の働きを阻害する薬、発毛を促す薬、頭皮の炎症を抑える薬などがあります。
これらはどれも効果がきちんと確認されているものばかりです。
ただし、効果の出方には個人差があり、副作用が生じることもあるためその点は注意しましょう。
これらに加えて、生活習慣を整える、ストレスを溜め込まないようにする、適切なヘアケアをすることも大切です。
定期的にクリニックを利用して、医師の支持を受けながら治療を進めましょう。
まとめ
AGAの症状によってつむじが薄くなることはあります。
ただし、他の脱毛症が原因のケースも考えられます。
いずれにしても、クリニックで検査を受けて、しっかりと治療することが大切です。