2020年に入り日本のみならず世界の動きを変えてしまった新型コロナウイルス。
緊急事態宣言が日本でも発令されるなど、今まで当たり前に行っていた生活ができなくなりました。
特にジムは密集した空間ということで、居酒屋などと並んで最も感染リスクの高い場所として、緊急事態宣言下においてはほとんどのジムが閉鎖されるという状況になりました。
緊急事態宣言解除後は徐々に再オープンするジムも増えて来ましたが、状況が改善したとはいえず、依然として警戒を怠ることはできません。
では、今現在ジムに行くのは大丈夫なんでしょうか?
今までジムに行っていた人や、これからジムへの入会を考えている人にとっては気になるところです。
コロナ禍におけるジム事情
コロナウイルスでジムはどう変わったか
世界各国で異常な状態となり、閉鎖となるジムも多く存在しました。
緊急事態宣言が解除されたあとは多くのジムが営業を再開しましたが、解除後にはウイルス対策を行うジムが増えており、今では対策を取らないジムのほうが少ないという状態になっています。
まず行っている対策として、検温を実施するジムが増えて来ました。
検温器を使って体温を測り、37.5度を超える熱がある場合にはトレーニングを禁止されるというルールが基本となっています。
入館する際にはアルコール消毒を行い感染対策をしてからトレーニングを開始するという基準も徹底されています。
検温をして熱がなかった場合にはトレーニングを行うことができますが、マスクの着用が基本的に義務付けられています。
マスクを忘れた場合にはトレーニング禁止、もしくはジムで販売しているマスクを購入してトレーニングを行うという流れになっています。
トレーニングをしたあとは、使用したマシンや器具をアルコール消毒するのがルール化されています。
また、ジム内には有酸素運動をおこなうためのランニングマシンやバイクが設置されており、各マシンの距離はかなり近くなっています。
そこで最近では、こうしたマシンの間にビニールで壁のようなものをつくり、飛沫を防ぐという対策もとられています。
感染しないために注意すること
熱もなく、しっかり消毒するというのが基本ですが、他にも対策すべきことはたくさんあります。
ジムにおいては二人以上の人数で行ういわゆる「合同トレーニング」を行うという人が多くいましたが、今は合同トレーニングは避けるべきです。
ジムによっては禁止しているところもありますが、すべてのジムで明文化されているわけではなく、個人の裁量に委ねられています。
マスクをしてトレーニングをしているとはいえ、息が苦しくなった時に無意識にマスクを外してしまいがちであり、その時に至近距離でコミュニケーションをとったりすることで感染のリスクが高まります。
感染者と一緒の空間にいることで感染の連鎖が生じるため、無感染者同士のトレーニングであればそこまで怖がる必要もありませんが、感染の可能性を1%でも下げるためには大げさなくらいの対策を行うべきです。
自宅トレーニングも考慮に入れる
どうしてもジムに行くのが恐いという人は、自宅でのトレーニングを行うというのも手段です。
自宅とジムで比較した場合、どうしてもできることは限られてしまいますが、それでも利用できる器具を揃えることでそれなりのトレーニングを行うことは可能です。
ダンベルやEXバーなどの器具を揃えることで腕の筋肉や方の筋肉を鍛えることができ、また腹筋ローラーを使って腹筋を鍛えることも可能です。
マンションなど、集合住宅にお住まいの方であまりウエイトを使ってトレーニングができないという人の場合は、トレーニングチューブを使ってトレーニングすることをおすすめします。
トレーニングチューブであれば重さもなく、それでいて筋肉にしっかりと刺激を与えることができるので、それなりのトレーニングを行うことが可能です。
まとめ
以上、コロナ禍におけるジム事情と対策について解説してきました。
感染をしないためには、基本的なことを徹底するということが大事です。
今回解説した内容を参考にして、万全の感染対策のもとでトレーニングを行いましょう。