ほうれい線を改善するためにできる方法・間違った方法

アンチエイジング

残念ながら、ほうれい線は誰しもができるもので歳を増すごとに濃くなっていきます。
鏡を正面から見て、ほうれい線はまだまだ薄いと自分を慰めても、横顔を見ると着実に進行していたりと嫌になりますよね。

 

情報ネット社会のいま、間違ったほうれい線対策方法も溢れており、あやまったケアをすると逆にほうれい線を深くしてしまう恐れもあります。

ですので、今回はほうれい線の予防・改善方法を紹介していきます。

ほうれい線はなぜできるのか?

ほうれい線がなぜできるのかというと、加齢により頬の脂肪が垂れ下がる事が主な原因です。
ただそれだけではなく、ほほの脂肪量や、皮膚の弾力、それを支える筋肉など、様々な要因が絡み合い皮膚がたるみ頬の下に影を作ります。

 

そのため、脂肪のある方や、体重の急激な増減で皮膚が伸びている方、土台の筋肉が衰えている方、整形により骨を削った方など、原因も人により違い対処法も変わります。

フェイスマッサージは意味がない?

ほうれい線対策として、TVやYouTubeでマッサージが紹介されていますが、皮膚科の先生方はこれらのマッサージを否定する意見が多く見られます。
それは、なぜなのかというと皮膚はゴムみたいなもので、何度も擦ったり伸ばしたり刺激を与えているとユルユルに伸びてしまうから。

 

太っていた人が急激に痩せると、皮が余ってしまうのもそのためなんですね。

お肌を引っ張ることで、ハリを作る大切なコラーゲンが伸びたり切れたりして傷んでしまい
かえってシワを深くしたり、たるみを増やしてしまうことになります。

引用:マリアレディースクリニック美容皮膚科ブログ 「美”素肌”への道」

 

ローラー型の美顔器など、流行った過去もありますが、現在はやらない方がよいという考え方が主流です。

マッサージは一時的なむくみ取りにはなるものの、特別な日のみとし習慣化しない方がよいでしょう。

 

では、どのようなほうれい線対策が良いのか紹介していきます。

シワ対策美容液でホームケア

一番簡単で手ごろな方法は、美容クリームによるほうれい線予防でしょう。

以前は、ほうれい線に根本から効く化粧品はありませんでしたが、近年は、POLAが開発したリンクルショットを皮切りに医学的にエビデンスのあるシワ改善美容液が登場しています。

 

リンクルショットの場合ですと、真皮にダメージを与えシワの原因となっている好中球エラスターゼの働きを抑える成分「ニールワン」が使われており、シワができる原因を根本的に抑え込みます。

原因を抑え込みますので、今シワがある方だけではなく、まだシワがハッキリと出来始める前の方の、今後のシワ予防としても有効ですね。

 

美顔器でのホームケア

美顔器で有名なヤーマンが開発したメディリフトなど、顔の表情筋にアプローチできるEMS美顔器も登場しています。

筋肉を鍛えて、顔のたるみの原因である土台を支えるというものですね。

 

美容医療や美容液のように直接的なアプローチではありませんが、生活の中で表情筋を使う機会があまりない、筋肉が衰えたと感じている方はEMS美顔器も選択肢に入るでしょう。

美容クリニックでのほうれい線改善施術

一番効果を実感しやすいのが美容医療によるほうれい線治療になります。

料金は高額なものもありますが、コストパフォーマンスはもっとも良いかもしれません。

 

ほうれい線の原因は、さまざまな要因が絡み合っていると説明しましたが、美容医療の場合には、それぞれの原因に合わせた施術メニューが用意されています。

例えば、脂肪が原因の場合には頬の脂肪を薬剤で溶かして、今後、ほうれい線が酷くならないようにすることもできます。

 

代表的な施術は以下の通り、

・ヒアルロン酸注射
シワにヒアルロン酸を注入し持ち上げる

・HIFU(ハイフ)
超音波で筋膜を焼き縮めて引き締める

・糸リフト(スレッドリフト)
皮膚に糸を挿入し引っ張り上げる

・切開リフト
顔の皮膚を切開し余った部分を切り取り引っ張り上げる

ほかにも、PRPやFGFの注入などクリニックによってはさらなる選択肢があります。

どのような対処法が良いかは、カウンセリングで聞いた方がよいでしょう。

 

クリニックでは無料カウンセリングをおこなっているところが多いので、施術を受けなくてもカウンセリングだけ受け、早めに自分のほうれい線の原因は何か聞いておくいうのもいいですね。

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